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心理学サークルの打ち上げ

僕は現在、大学で英語サークルと、心理学研究のサークルに所属している。

心理学研究のサークルの活動は、月に2~3回ほどサークルのメンバーが心理学・医学・現代思想について調べてきて、2時間ほど発表するというものである。

冬休み前の活動が先日無事に終了し、近くの焼肉屋エルバートに打ち上げに行った。

そこでの一幕。

エルバートのデザートバーには2種類のプリン(やわらかいのと固いの)が置いてある。ただ、ネームタグ(って言うのかな?)がないうえに、プリンなのにヨウカン状に切ってあったりするので、一見するとどんな食べ物なのかよく分からなかったりする。

さて、サークルのメンバーのOさんがやわらかい方のプリンを指差して、「これは何?」と聞いてきたので、

「ソフトプリンだよ」と答えた。

ついで、隣りの皿に盛ってあった固いプリンを指差して、「じゃあこれは何?」と聞いてきたので、

ハード・プリンだよ」と答えたところ、思いのほか笑ってくれた。別に狙ったわけではないんだけど、ちょっとしたコメントで笑ってもらえると嬉しいものです。

サークルのみなさん、一年間お疲れさまでした。また来年もよろしくお願いしますm(__)m。

さて、先週の活動のときに、グレゴリー・ベイトソンについて発表したのだが、このままお蔵入りさせるのももったいないので、その時に作った資料をこのブログに掲載したいと思う。

もしよかったら覗いてみてもらえると嬉しいです。
# by ishikawasss206 | 2005-12-17 23:30

英語サークル後の語らいのひととき

昨日参加した英語サークルの終了後、学生同士で昼飯を食べに行った。

面子は、ホリの深いW君、クラスメートで勉強家のMさん、先日ニュージーランド留学から帰国したYさん、韓国からの留学生でチェ・ジウ似のTさん、そして僕の5人である。

今回の昼飯の(暗黙の)趣旨は「Tさんを取り囲んで韓国について色々話を聞いちゃおう」というものであったと思っているが、実はW君がTさんと仲良くなりたい(ステディな仲になりたい)という野心的目的を持っていたことは公然の秘密である。

さて、Yさんは韓国人に似ているとか、僕は中国人に似ているとか(鼻声が特に中国人っぽいらしい)、Mさんは宮崎アニメの主人公に似てるとか、そんな和やかな?話題から始まる。

Tさんは、話好きだから、韓国に戻ったらニュースキャスターになりたいと言っていた。さすがニュースキャスター志望、話が尽きない。しかも面白い。

韓国で男性がなりたい職業のトップスリーは弁護士・医者・公務員だそうだ。次に一流企業(サムソンなど)が続くらしい。医者の中でも整形外科医が一番人気だとのことである。韓国では整形手術がごくありふれた手術であるっていうのはよく聞くしね。ちなみに女性のなりたい職業No.1は小学校の先生で、2番目はニュースキャスターであるとのこと。

そこから整形の話へと話題は移っていく。

チェ・ジウも整形してて、韓国のHPには整形前と整形後のチェ・ジウの写真を載せてるサイトもあるのよ、なんて話を聞く。うーん、事実なのかは知らないが、チェ・ジウファンに何故か申し訳ない気持ちになってしまう。

Tさんも、顔が大きいので顎を削る整形手術をしたいと言っていた。
「顔の大きさをCDサイズにしたいのよ。でも、顎の手術は一番費用がかかって、200万円くらいするから、お金が出来てからね」
CDサイズ?うーん、新鮮な例えだなぁ。ちなみに、本人の名誉のために言っておくと、すごい美しい方なので、「手術の必要はない」ということでその場の意見は一致(Tさん除く)していた。

ちなみに下顎骨には下顎孔とオトガイ孔という孔が開いており、その間を通る下顎管を下歯槽動静脈・神経が通っている。ここらへんの動静脈は歯・歯肉・下顎骨を栄養しているので、一歩間違うと動静脈を傷つけて、歯やら歯肉やらが壊死するのではないかと思う。まだ整形外科の授業を受けていないので正確なところはわからないが、リスキーな手術である気がする。

その後、TさんがYさんに、「将来はニュースキャスターになる、ってどう?それだと整形手術をしないといけないわよね」って話を振って、Yさんがすごい困っていた。まぁ、日本だと、整形手術しなよ、なんて言うと「あなた、不細工だわよね」って言ってるようなものだから(失礼!)、Yさんが困るのは当然だと思うが、Tさんが普通に整形を勧めてるところをみると、韓国では一般的なんだろうと思う。その雰囲気を読み取って、Tさんに真っ先に「Tさん、韓国に戻ったら整形手術するの?(そこから上記のCDサイズの話題へと続く)」と聞いたW君は、つくづく異文化に対するコミュニケーション感度が高い人なんだなぁ、と感心してしまった。

さらに話題が変わって、日本のジュースは味が薄いらしい。Tさん曰く、「お金払って薄いジュース飲まされて、すっごく損した気分になる」そうである。日本人である僕は缶コーヒーとかでも甘すぎる、って思うのだが、Tさんは苺ミルクジュース(すんごく甘い。缶コーヒーの比じゃない)でも全然薄いそうだ。

ちなみに、日本の男性が酒を飲むときに水やジュースで「割って」飲むことに触れて、「韓国の男性は酒をストレートで飲むのが一般的なのよ」と言っていた。でも、それだと胃を痛めるんじゃないの、と聞くと、韓国の男性はよく胃に穴を開けて病院へ行くんだ、とのことである。
胃に孔が開いたら消化管穿孔で腹膜炎になって、下手したら死ぬ可能性があるから、その気楽な口調だとおそらく胃潰瘍をよく起こす程度のことなのだろうと思うが、それにしても「そんな意地を張らずに水で割ってお酒を飲めばいいのに」って思ってしまう。でも、それが韓国の男のプライドっていうものなのだろうか。

でも、別にこういう男の意地って、韓国だけじゃなくて日本だって、どの国にだってあるよね。これがきっと逆フェミニズム、すなわち「男らしさの呪符」(by内田樹「ためらいの倫理学」)ってやつなんだろうと思う。

評論家・小田嶋隆曰く、「金を借りるときは「男だろ、黙って金くらい貸せ」と押し、返済を迫られたら「男だろ、わずかな金のことでがたがた言うな」とつっぱねるのが借金の定法」なのだそうだ。男たちは「男だろ」の一喝に弱く、その一言でネゴシエーションの過半は制しうるとのことである。
うん、そういえばそんなタイプの男性、僕の周りにもいるなぁ。僕?僕に対してはそのセリフは無駄ですよ。だって、お金自体持ってないんだから。あちゃ~。

そんなこんなで、楽しい昼のひとときが過ぎたのであった。


追記:

英語圏では「いただきます」や「ごちそうさま」がないのはどうしてだろう、韓国や日本ではそういう言葉はあるのに、という話もしたのだが、なんでだろう?

私見なのだが、構造主義的に考えて、足並みをそろえて食事を開始・終了することに意義を見出す文化に「いただきます」と「ごちそうさま」が存在するのではないだろうか。もちろん、食事を作ってくれた人に対する感謝の儀という意味もあるだろうが、家族がそろったときや学校などで、仕切り役が「さぁ、みんな食べる準備が出来たかな?じゃあ、みんなで声を合わせて~、いただきます!」って環境が、「いただきます」と「ごちそうさま」の習慣を作ったと考えるほうが僕としてはピンとくる。そのうち、一人で食事するときも「いただきます」「ごちそうさま」って言うようになって、なんでだろう、って考えたときに、後付の理由で「作った人に感謝したいから」ってことになったんじゃないだろうか。ちなみに、一人で食事してるときでも、「いただきます」っていうと、なんとなく寂しくない気がするよね、って僕だけかな。

なお、これについてYさんは、「確かにニュージーランドでは、みんな食事の始まり・終わりの挨拶もないし、みんなめいめい勝手に食べ始めてたわね」と言っていた。

こういうことを研究してる人とか、それについて書いてある文献とかって、どっかにないのかなぁ?誰かいそうな気がするけど。
# by ishikawasss206 | 2005-12-11 01:51

「訴訟亡国」アメリカを読んで

今日は英語サークルに参加して、即興スピーチをやってきた。

2分で決められたテーマについて喋る内容を考えて、その後2分でスピーチを行う
(ホントは3分で考えて3分喋るんだけど、今回は参加者が多かったので2分になった)。

お題は「カルチャーショックについて」で、最近読んだ「訴訟亡国」アメリカという本の内容を使うことにする。

この本、つい先日、図書館で本を物色しているときに、ふとタイトルが気になって手にとってみたものだが、これがなかなか面白くて。

『ロサンゼルスのある中堅金融企業に勤める45歳の男性社員も、訴訟とは無縁に過ごしてきた一人だった。その朝、黒人女性秘書がコーヒーの好みを聞きにくるまでは。
彼女は「ブラック、それとも(クリームを入れた)ホワイトにしますか」と聞いた。
彼は「わたしはブラックもホワイトも好きなんだ」と答えた。そのとき、「彼は意味ありげな、
いやらしい目付きをして答えた」と彼女は受け止めた』

この黒人秘書はセクハラおよび人種差別として会社を訴え(この男性は管理職であったので、企業責任が問われる)、十万ドル単位の和解金を手に入れたという。

このような和解が成立する背景として、
アメリカの連邦最高裁が、93年11月の判決で「性的な強要や嘲りで、被害者が職場環境を虐待的だと感じれば侵害が成立する」、すなわち、原告がただセクハラされたと感じれば、セクハラが成立するんだ、という判断を示している、という経緯がある。

なんかな~。「いきすぎじゃないの」って思うのだが…。確かにこの女性は心に傷を負ったかもしれないし、そのような心的外傷を負ったことに対する償いを求めるのは正当な行為だと思うが、それにしても、日本円にして1000万円単位の金額を請求するのは、逆にこの男性に対して一生ぬぐえない傷を負わせてしまっている気がする。この男性だって、下心があってこのようなセリフを口にしたと決まったわけではないだろうし。

ほかにも、アメリカには球児たちの甲子園ならぬ、弁護士を目指す高校生のための「全米模擬裁判選手権大会(ナショナル・モック・トライアル・チャンピオンシップ)」があるとか、小学校から模擬裁判の授業があるとか、ビル・ゲイツがウィンドウズの開発で億万長者になったのは、「アイディアではなく、そのアイディア特許権をもとに攻撃的に権利を拡大する法律知識」があったことが原因であり、その起源として弁護士の父親の影響を受けていたと思われること、などなど、興味深い内容が盛りだくさんである。

さてさて、即興スピーチの話に戻ろう。自分のスピーチの番が来たので、92年のニューメキシコで起こったマクドナルドコーヒー訴訟のケースについて話そうとして、参加者に「知ってる?」って聞いたところ、ほぼ全員が首をタテに振った。みんな知ってるらしい。
えっ、これってそんなに有名なんだ。せっかく話そうと思ったのに、まいったなぁ。

知らない方のために一応説明すると、70過ぎのおばあさんが、マックのホットコーヒーを購入して、カップを太ももの間にはさんで、車の中でフタを開けようとしたところ、カップが倒れて太ももを焼けどした事件で、「マックが無神経にも熱いコーヒーを出したのが原因だ」とマックを訴え、総額64万ドル(6400万円超)をせしめた事件である。

ほとんどみんなが話を知っているという展開に思いっきり気勢をそがれたので、マックのコーヒーで焼けどをして訴えるケースは全米で700件以上もあったこと、アメリカの弁護士の大半は、社会悪を裁くのでなく、ディープ・ポケット(金持ち)からお金をたくさんせしめることを目的としているということを話す。

そして、最後の締めに「 現在のアメリカでは、訴訟で大金を得ることがアメリカンドリームとなっているようだ」と言ったところ、大受けだった。このセリフ、結構使えるのね。人と話してて、ネタに困ったら使ってみよーっと、ってどんだけネタに困ってるときなんだよ!

…すみません、多分疲れてるんだと思うので、今日はゆっくりやすむことにします。では、みなさまよい週末を。
# by ishikawasss206 | 2005-12-11 01:23

英会話CDが速くて聴き取れないよ、ってお嘆きの方に

英会話の練習のために、最近イングリッシュ・ジャーナルを購入している。
でも、なかなか聞き取りが上達しなくて…。
これはもしかすると僕の深層心理が英語の上達を拒んでいるのではないかと思ってしまう。

とりあえず何か問題が起きたら「深層心理」と「本能」のせいにして現実逃避しようとする僕はダメ人間ですか、そうですか。

ちなみに、生物学者が研究が行き詰ったらとりあえず「本能」で未知の現象を片付けようとする姿勢に対して、グレゴリー・ベイトソンも「精神の生態学」で警告を送っていたりする。

さて、そんなリスニングの勉強がはかどらない僕であるが、最近ウィンドウズメディアプレーヤーでCD再生速度を調節できる機能がついていることを発見した。「そんなの常識じゃん」って思っている人もいるんだろうけど、案外知らない人も多いのではないだろうか。

備忘録として、CD再生速度調節方法について以下に記す。

英会話CDが速くて聴き取れないよ、ってお嘆きの方に_e0077577_062417.jpg左の画面で矢印のある部分を左クリック→表示→拡張設定→再生速度の設定














英会話CDが速くて聴き取れないよ、ってお嘆きの方に_e0077577_065643.jpgこれで、左図のように、再生速度が自由に設定できるようになります。












ネット上に再生速度変更ソフトはいくつか落ちていたが、ウィンドウズメディアプレイヤーが一番再生したときの音質がよかった。マイクロソフト、恐るべし。

ちなみに、ver.9から加わった機能だそうです。念のため。
# by ishikawasss206 | 2005-12-11 00:03

たまには料理の話でも

ご飯だと胃にもたれる感があって、最近、夕飯にパスタをよく作っている。

で、最近よく作るのが、「しょうゆ味噌あんかけスパゲティ」。

すごい違和感感じるでしょ?でも、意外と味噌にパスタが合ったりするんですよ。

創作料理なんだけど、作ってみて結構イケるな、と思ったのでレシピを作ってみた。


「しょうゆ味噌あんかけスパゲティ」
レシピ

パスタ100g
白菜2,3枚
長ネギ1/2~1本
鶏肉(モモでもムネでもどちらでもOK)100g

ごま油大さじ1~2

調味料
片栗粉大さじ1
赤味噌大さじ1
しょうゆ大さじ2
みりん大さじ1
かつおだし小さじ1
水150cc

1.パスタと野菜と肉(以下具材)をまとめて塩茹でする。
(この間、調味料を全て混ぜ合わせる)
2.パスタに芯が残る程度で、具材を全て鍋から上げて、十分に水を切る。
3.ごま油をしいたフライパンで具材を少しいため、ある程度水が切れたと思ったら、上から混ぜ合わせた調味料をかけて、1分ほど強火で煮る。
4.とろみが出てきたら、皿に盛って出来上がり。ちなみに味見してみて、しょうゆと味噌が馴染んでないな、って思ったらとろ火で2~3分ほど煮立てるとみりんが効いて馴染んでくるはず。

お好みでしょうがのみじん切りをふりかけたり、コショウかトウガラシをかけると味にバリエーションが出ていいかも知れない。

あと、水揚げしたパスタを炒めたときに焦げ付くようなら、調味料も一緒にいれちゃって、煮込む感じにするといいかも。その場合は、食べてるそばから野菜から水分がしみでてきて味が薄まるので、早めに食べることをお勧めする。

ちなみに上記の「調味料を全て混ぜ合わせる」は男の料理法である(つまり、手抜き料理)。ほんとうは、水溶き片栗粉を他の調味料と別に分けて、料理の上から旋回するようにまんべんなく流し込むのが正式なやり方らしい。なんでそうするのかは分からないけど。


そうそう、料理番組を見ていたときに司会者が言ってたんだけど、
「みりんは味をととのえる」
「酒は肉をやわらかくする」
だそうである。だから、味噌としょうゆといった2つ以上の調味料を使うときは、味を馴染ませるためにみりんを使うと早くまろやかな味になる。長時間煮込めばみりんを使わなくても馴染むんだろうけど、まぁ、それでもみりんを使ったほうがまろやかになるらしい。このテクは、しょっぱい味付けをしちゃったときにも、塩味をやわらかくする際に使える。


最後に、しょうゆ味噌あんかけスパゲティについて…

味は保証しません(おい!)
# by ishikawasss206 | 2005-12-04 02:24 | 料理